あほーどりコラム

   JRAについてのお話」

 
ご存知JRAというのは、正式名称「日本中央競馬会」Japan Racing Associationの
頭文字を取ったものです。
意外に知られていませんが、100%資本金は日本政府から出ています。
ですから日本公認というか日本が運営しています。
もっと細かく言いますとJRA自体は農林水産省管轄の特別法人です。
彼らの名目は大衆に健全な娯楽を提供するということらしいです。
(ギャンブルである以上、100%健全はありえない)
また、設立当初は北海道などの畜産の発展も主な目的だったみたいです。

今の競馬界は、
     牧場・厩舎(+馬主) ⇔ JRA ⇔ 一般馬券購入者
の完全に分かれた3つの世界で成り立っています。

ちなみにこの3つは直接に相互繋がっているものではありません。

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我々一般馬券購入者とJRAは、国と国民の税金みたいな関係であって
我々がどれだけ高い配当を的中させてもJRAにはまったくダメージはありません。
(実は複雑な計算により高い配当であればあるほどJRAは得をする)
ここらを勘違いしている人がなぜか多いのです。
JRAは控除率というものを取っていて馬券を買った時点で
もう既に”JRAの儲け”は天引きされています。
あとは、”天引きした後に残ったお金”を的中者に分けて配っているだけです。
ですからJRA自体はレースの結果なんてわざわざ見ていないし気にもしていません。
JRAの控除率は、単複で平均20%。連番で平均25%です。
(これはあくまで平均。その計算過程で的中オッズを使った計算があるため
 的中オッズが高くなればなるほどJRAの控除率は高くなります。)

たとえば1000円を単勝で買ったとしたら、もう買った段階で800円勝負の馬券に
変わります。ここでJRAの儲けは200円です。
こんな感じで単勝を買った全ての人からJRAは20%搾取して、
残った80%を一箇所に集めます。
そしてその集めた80%を見事単勝を的中した人に山分け分配するのです。
つまりJRAは常に勝者なのです。
そして恐ろしいことに私たちが戦っている相手とは、
実は、自分以外の一般馬券購入者だったのです。
例えば、2人の友達同士で競馬場に行って、どちらかがプラスで
もう一人がマイナスで帰ったら、だた単に同士討ちしていただけです。
よって馬券でJRAを攻撃することは絶対にできないのです。
それどころかいきなし負けているのです。
ですからJRAの仕事はレースを続けること、競馬人口を増やすことです。
競馬人口が増えれば増えるほどJRAは儲けが増えます。
ただ一つ気になるのは控除率が馬連で25%になるのは配当990円まで、
それ以上の回収率は当然25%以上になります。
ですからあえて高配当を連続して出すという思惑はあるかもしれませんが、
しかしそんなはした金のためにそんな労力はつかわないでしょう。
また、毎年の平均配当額がほぼ同じという事実からみるに、
作為の形跡はなさそうではあります。

この段階でいくつかの馬券予想があやしくなってきました。
とくにサイン・出目!!
利益しか頭にないJRAがわざわざ一部の人にしか分からない情報を流しますかな?
そんなことするくらいなら万人向けのCMでキムタクを躍らせますよ。

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そして次に牧場(調教師)側と一般馬券購入サイドです。
これもほとんど繋がりはありません。
プロの競馬新聞の記者でも18人の調教師からコメントを聞けば混乱します。
勘違いしちゃいけないのが、
牧場側は馬がレースに出て上位入着すると賞金というものが出ます。
これは人気やオッズとは一切関係ありません。
つまり、1番人気で勝っても、13番人気で勝ってももらえる賞金額はまったく同じです。
なんか後者は損した気分ですよね。JRAに貢献したんだから賞金も複勝みたいに
幅があればいいのに。1億3000万円〜3億みたいに。
ですから人気薄だから手を抜くとかいうことは考えにくい。
逆に手を抜くときは上のクラスに行きたくないときとかもっと別の思惑があるとき
だと推測できます。
ですから、オッズ、人気なんていうものは私たち一般投票者サイド以外には
あまり関係ないものという訳なのです。

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ここまで書いたら競馬で勝つことは非常に困難であるということが分かりますね。
競馬とはそういうものなのです。
ですから一攫千金を狙っても大体返り討ちに遭います。
単複で平均20%、連番で平均25%の控除率はパチンコと同じく遊戯代という感じで
80%近くの回収ならこんなもんだろうと考える思考が長く競馬と
付き合うコツですね。
そうすればたまに回収100%を越えた日がとても儲かったような気になります。
なにせ楽しんだ上にお金まで貰えたのだから。

ちなみに連番の控除率を25%とすると、
JRAの取り分が15%で、そのうちの10%と
JRAが使い残した分の2分の1は、なんと国庫にまわします
ですから競馬は国の財政にとても役に立っているのです。
というか私達競馬ファンはどこやらの口だけ大臣と違い、
日本再建のために実際に働いているのです!!
ある意味ヒーローです。各競馬ファンの心の中で考えていることを除いたら。

ですから近年不景気でJRAの収入が落ちてきたら逐一新聞に掲載するのです。
特に有馬記念の日には必ず売上が一般新聞にも記載されます。
そして売上の向上のためならワイドだろうがなんだろうが実施するのがJRAです。
馬単よりワイドを取ったのもその考えが働いていると思います。
おそらく最近の日本人と特質として、的中すれば当たり負けしていても
忘れるだろうと読んだのでしょう。たぶん正解ではあると思います。
ワイドに5%の補助金をつけなかったのも、競馬なんてやってる
やつらはこれで騙せるとJRAが踏んだのでしょう。
本当にファンに還元がしたいのであれば、連番の控除率の設定は無謀すぎます。
この不景気、前年度85%とかでギャーギャー言うのはJRAくらいです。
この不景気なのに売上の急下降はない。よく我慢している。
ファンのお陰だなあ。ありがたい。
なんてことはこれっぽっちも考えていない。

その経営方針をなんとかしないと売上は上昇どころか、競馬離れに繋がりかねない。
いくら国の機関とは言え、
もう少し競馬ファンの意見を反映して欲しいですね。




それはそうと、
今後、天皇賞の外国産馬が参加できるようになります。
そしてじきになんとクラッシックにまで外国産馬が参加できるようになるそうです。
おそらくきっかけは’98の毎日王冠。
このレースには、
稀代の逃げ馬、サイレンススズカ、
怪物、エルコンドルパサー(後にフランス凱旋門賞2着)、
グランプリホース、グラスワンダー(後に有馬、宝塚と連続制覇)
というもう近年見ることが出来ないくらいのメンバーが集まり、
少頭数ながらもその年の多くのGIよりはるかに多い売上になりました。
問題なのは、エルコンドルパサーとグラスワンダーです。
これら2頭は外国産馬なのです。
つまりこれほど強い馬がクラッシックや天皇賞に出れない。
このことによる不服や腹いせが集まって毎日王冠がこんな売上になってしまったのです。
このレース、もし外国産場が勝っていたらどうなっていたかわからなかった。
なんとかスズカが勝ったので胸を撫で下ろしたことでしょう。
以前までは、強い○外(外国産馬)と言えば短距離との相場が
なぜか決まっていたのです。タイキシャトル、シーキンザパールなどがそうでした。
しかしエルコンドルパサーやグラスワンダーの存在が、
旧体制打開にまで発展してしまったのです。


関係ありませんが、私はサイレンススズカのファンです。
エルコンドルとどちらが強いかと言う議論で数時間交わしたこともあります。
未だに私はスズカ有利と思いますね。
JC制した後にエルコンに騎乗していた蛯名騎手がなんと
「エルコンよりスズカの方が強いよ」
と言ったんです。この言葉を私は信じています。
まあ何にせよ競馬で議論が交わせるうちは幸せです。